昔のヨーロッパの貴族の気分を味わいました(妄想)
インドのタオルは平編みもある
腕を掴んで掴まれて立つように促されたので立ちました。
そしてお尻の方、膝の裏のほうに手桶でお湯をかけてもらい、再度、胸、腰から下に手桶でお湯をかけてもらい洗い流し終了です。
次に、薄手のバスタオル、
タオルといっても、表面の糸がループになっているのものではなくて、
平編みのタオルです。
その薄手のタオルで、髪の毛を1番最初に拭きます。わっしゃあ~って感じです。
そして、顔、耳、首、腕、背中、お腹、脚などを拭いていきます。
脚を拭かれるときに、かしづかれて緊張します。
やめて~、貴族でもあるまいし~。
拭き上げが終わった後に、タオルを腰に巻きつけて終了です。
謎の粉の巻
そしてこれで終わりかと思いきや、石鹸ラックから、10センチほどの高さの、白い半透明のプラスチックのボトルを取り出しました。
スタッフさんは、そのボトルを開け、茶色い粉が入った袋を取り出しました。
スタッフさんが茶色い粉をさらさらと手に出します。
ティースプーン一杯ほどの量です。
スタッフさんは粉をつまむと、私の頭頂部にぐいぐいとなじむように塗りつけます。
実家の仏壇を思わせるような香りがします。
おそらく白檀の香りです。
私が匂いをかぎたがるためなのか、私が鼻をすんすんと鳴らしていたら、スタッフさんが粉を出した左手の手のひらを、私の鼻の下に持ってきました。
私はそれをすんすんと深呼吸で嗅ぎました。
めっちゃ好きな香り…とかではないですが、なんとなく嗅ぎたくなる香りです。
何か知ってる香って、確認したくなりませんか??
しばらくして粉のついた左手を私の鼻から離します。
スタッフさんは粉のついた左手を、トイレの蓋の上のバケツの薬湯ですすぎ、
「フィニッシュ」
私は「せんきゅー」とお礼を言いました。
着替えです
スタッフさんが先にバスルームから出て、私の右腕をつかみました。そして支えられながら、私は自分の着替えが置いてあるところに行きました。
私の体はちょっと湿度が高い状態ではありましたが、トリートメントに来たときの服を着ました。
そして、私が着替えたのを見て、スタッフさんがトリートメントルームの鍵を開けました。
そして私の部屋まで付き添ってくれました。
スタッフさんは私の部屋に入ると
「No glass,
No read,
No earphones,
No sleep」
->メガネをかけないこと、本を読んだり、音楽を聞いたり、眠ったりしただめしたらダメと言いました。
私は
「オーケー」と答えました。
「ばーい。せんきゅー」(ニッコリ
休み~
スタッフさんとお別れして、手持ちのガーゼの手ぬぐいをベッドに敷き、水分が布団やマットレスに染み込まないようにしました。
これでしばらく休むぞと横になると、ほどなくドアをノックしてスタッフさんが、石鹸を持って入ってきました。
石鹸を忘れてたみたいです。
私もすっかり忘れてました。
そしてスタッフさんは私をtomorrowと言いましたので私も
「see you tommollow」(ニッコリ
「しーゆーとぅもろー」(ニッコリ
ずっと体を温めなくてもあんなに断続的にお湯をかけると言う声もありすごく体がホカホカしていて、本当に岩盤浴とかゲルマニウム温浴の後のようで不思議です。
普段はなかなかじっとして横になるなんてことがないのでちょっと手持ち無沙汰でいましたが、とりあえず1時間位、ぼーっとしつつも、眠らないように気を付けつつ横になって休みました。
これで一日目のトリートメントが終了です。
なお、ドライヤーはありませんので、自然乾燥です。